6分間は無謀
いつも長くなってしまうので、時間を決めて書いてみることにする。今回は構想も真っ白な状態から40分でどこまで書けるか。
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そういえば4月になってしまった。なんてこった。月日が過ぎるのが速すぎる。二十数年でこれなのだから、この先、1年が人生の30分の1や40分の1になった時の事を考えると恐ろしいな。百恵ちゃんの歌声に慰めてもらおう。
なんとなく浮かんだので、今回は「対価」について書こうと思います。
私には、これといって「創作する」趣味がありません。ほしいと思ってはいるのですが、上達する見通しが立たずやる気がでない、続かない…。でも、世の中には、「趣味」のイラストや手芸などでものすごい作品を作る方々がいらっしゃいます。
元々ぴくしぶやツイッターで素敵なイラストを見るのは好きでしたが、初めてデザフェスに行った時、衝撃を受けました。世の中にクリエイターはこんなにいるのか! 沢山の作品に出会えて、とても幸せな時間でした。
「すごい…!!!!」と思い作品を見つめたり、手に取ってみると、もちろんお値段が書いてあるわけですが、十分にバイトのできない私には高価に感じてしまいました。原価や手間や場所代を考えれば妥当かむしろ赤字のお値段だとは思います。しかしどうしても「…高い……」が第一に来てしまっていました。名刺をいただいてツイッターをフォローして、結局数枚のポストカードと、1冊だけイラスト集を買って帰りました。
それからしばらくして、「ぎゃー!創作の趣味が必要だ!!」という思いが強くなり、とりあえず絵を描いてみることにしました。人物を描きたかったので、ひとまず俳優さんの顔周辺の模写から初めて、数日に1回、写真5枚くらいのペースで描いていました。人によるパーツのバランスの違いを感じたりして、たまにうまくいくととても嬉しいものでした。
それをノート10ページくらい続けていて、ふとした時に絶望してぱったりやめてしまいました。
自分の考えていた、「イラストを描けるようになる」まで、果てしなく、ゴールが見えないことに気づいたからです。
しばらく続けてはいましたが、思ったように上達していかない。
最初は顔ばかり模写して、手本がなくてもそれっぽいものが描けるようになり喜んで、全体図描いてみよう、と思ったら絶望的に描けない。
腕って、脚って、どうやってついてるの?どこで曲がるの?というか、どんなポーズを描けばいいの?あれ、このポーズの顔の角度なら、目と鼻はどうなるんだ?どんな服で、どんなシワがよって、後ろには何があるんだ…
「上手くなる方法を考えるならとにかく描け!」みたいなのをどこかで見た気がする。その量が、いかに膨大なのか、心折れずに続けることがどんなに難しいかに気づかされました。
そこで心から思いました。
あんなに素晴らしいイラストが凝縮された本、500円や800円で買えるなんて、どうかしている!!!!!!!!!
やっっすい!!!なんだそれ!!!低賃金すぎる!物価おかしい!!ありがとうありがとう供給してくださって本当にありがとうございます!!!
その日のことを正直に書くことや、サーチにひっかかることが怖いなと気づいた
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案の定まとまらなかった。酷い。
40分と決めて書き出したが結局45分かけてもまとまっていない。最後の脈絡おかしい文章は、書こうと最初に決めていたが、最後に入れるべきだな、と思って残していたもの。つなげるところまでたどり着けなかったので猛烈に浮いている。
しかも時間過ぎてからまあまあ直した。それでも酷いけど…。
もっと簡単なテーマにすればよかったなあ 今日もお茶がおいしいなあ